1972-03-21 第68回国会 参議院 外務委員会 第5号
一つは、先日衆議院の沖繩北方問題特別委員会においてわが党の斎藤委員の質問に対する福田さんの御答弁の中で、北方領土、いわゆる国後、択捉、色丹、歯舞等の領土が返還されれで、日米安全保障条約あるいはその体制というものは解消してもよろしいという、そういう含みのある御発言をなさったと承っておりますが、そのように受け取ってよろしいのかどうか、これが一点。
一つは、先日衆議院の沖繩北方問題特別委員会においてわが党の斎藤委員の質問に対する福田さんの御答弁の中で、北方領土、いわゆる国後、択捉、色丹、歯舞等の領土が返還されれで、日米安全保障条約あるいはその体制というものは解消してもよろしいという、そういう含みのある御発言をなさったと承っておりますが、そのように受け取ってよろしいのかどうか、これが一点。
○国務大臣(坂田英一君) したがって、いま申しました赤城試案、いわゆる色丹、歯舞等の問題を、これも具体的に進め得るように特に話を進めてまいりたいということをつけ加えて申し上げます。
しかしその数は、わが漁船が択捉、国後、歯舞等の島陰に、冬季荒天を避けるために緊急入域する数字に比べますと、非常にわずかな数だと信じております。この緊急入域につきましては、日ソ海難救助協定等には詳しくは書かれておりませんが、いわゆる国際慣行に従って行なわれておりまして、単なる一方通告のみによりまして現在順調に多くの漁船が、荒天に際しまして緊急避難しておるのが事実でございます。
われわれとしましても、はなはだ遺憾でございますが、そういう電報も受けましたので、根室、歯舞等の業者につきましては、やはりその趣旨を伝えまして、危険な区域に入るときには十分注意するようにという注意をいたしておるわけでございますが、そのほかに農林省あるいは道庁の方策といたしましては、あの区域以外の、貝殻島へ行かぬでもいいところへ投石その他の——つきいそでございますが、やりましてコンブをつかせるというようなことも
たとえば地方団体に対して交付すべき地方交付税のうち、普通交付税の額の算定に関する問題でも、基準財政需要額の算定方法のうち、面積に関して、根室市の面積に現在施政権の回復していない歯舞等三つの島、これを含めておる。
また今後色丹、歯舞等が日本へ帰属がはっきりするという場合には、そういう所を中心とする小漁業者が受ける利益は相当大であろうと、かように考えまして、小漁業者もこの協定の実施が一日もすみやかに行われるようにという希望的な意見が、相当われわれの方へも参っておるわけであります。
第三点は、北海道の東北辺には千島、歯舞等、ことに歯舞、色丹、国後島のように旧来からの日本の領土としておつたものを、誤つて終戦後ソ連の方に引渡されておるような領土もあつて、実に北海道東北辺の海岸の警備というものには、骨を折つておられておるわけでありますが、しかし非常に接近しておりますために、こういう不時の災害等の発生いたしました場合には、えてしてそれらの領土に漂着あるいは知らない間に入つて拿捕といううき
○渡辺(惣)委員 この決議案の「旧日本領土の復帰について」ということに含まれる内容は、千島、歯舞等をも含めたことに該当するわけですか。本日この決議案が採択されても、千島、歯舞につきましては別個の内容をもつて提出しますから、一応了解事項として、あとで、それは含まれておるからいらぬということにされては困りますので……。
又千島、歯舞等の諸島を日本に戻したいという運動もすでに起つておるのでありますが、これ又更に強まることも今後予想されるのであります。或いは賠償の問題から来ますところの国民生活の圧迫等に対しまして、いろいろな問題が生ずることは過去の幾多の例から見ても明らかでありますが、そういうような場合に、この締結されましたるところの平和條約に対する改訂の運動というようなことが起ることも必然であります。
○成瀬幡治君 この委員会でどうこうということはちよつと私も疑問なんですが、第八條の四号で、まあこの表現の仕方で千島というのが、その他の地域というところへ千島が入つてしまうのだという表現の仕方で千島というのを落してあるのか、この所属の問題乃至歯舞等、いろいろな問題があつて、そうしたような意味合いも勘案されてここからこういう島の名前が落ちておるというようなふうに解釈ができますかどうか。
○岡田宗司君 ダレス氏が講和会議におきまして歯舞等の問題について言及しておりまして、これは日本領だ、こう言つておるのは両島が、色丹、歯舞島が地理的概念として千島というカテゴリーに入らない、そういう解釈からそうされておるのか。それとも又この両島が北海道に固有する島である、行政的な立場からしてそういうふうに考えられたのであるか。
又歯舞等の島については、これは明らかに北海道に属すべきものである。この主張は飽くまでも政府としてはいたす考えでおります。
歯舞等の諸島については、私のサンフランシスコの演説において申した通り、日本としては主張すべきことは主張いたしたのであります。今後どうするか。今後に属することは、ここで言明するなにはありませんが、併しながら私としてはサンフランシスコにおいて述べた主張は飽くまでも通す考えである。その実施を求むるつもりであります。